第六回 Unreal Engine4 ミートアップセッション in 九州 に参加しました!

こんにちは! 春を感じるこの頃ですが、みなさま充実のUE4ライフをお過ごしでしょうか?

2017年4月22日、博多駅近くにある福岡県福岡東総合庁舎にて、
第6回目となる「Unreal Engine4 ミートアップセッション in 九州」が開催されました。

前回につづき、またまた筆者(プランナー)は、お手伝い&カメラマンとして参加しました!
今回もミートアップの様子をしっかりお届けしたいと思います!

ミートアップも今回で第6回です!

Epic Games Japan 今井さんによる講演

最初の講演は、EpicGames Japanのコミュニティマネージャーである今井翔太さん。
(いつもありがとうございます!)

今井さんによるUE4最新情報!

今回、今井さんにお話いただくのは、UNREAL最新情報。

ということで、「GDC2017」にて、EPIC創設者ティム・スウィーニー氏が登壇した
オープニングセッション「STATE OF UNREAL」の振り返りをお話しいただきました!

いきなりですが、予想外のお知らせ。

実は「STATE OF UNREAL」では、ゲームに関する話は少なかったそうで、
意外にも、他分野でのUE4活用事例について大きく時間が割かれていた、とのこと。
そのため今井さんの振り返りも、ゲーム以外での活用事例からのお話しとなりました。

まず、ゲーム以外での活用事例では、UE4とVIVEを使って、
宇宙や火星における活動をシミュレーションするNASAとの協業事例や、
あのBMWと、MRを活用した新車開発の事例についてご紹介いただきました。
(どちらもネームバリューが凄い…!)

そうそう、自動車関係といえば、McLarenと協業して何か作成していたんじゃ…?
なんてことを記憶されている、記憶力バツグンの方もいるかもしれませんね!
実はUE4で作成された『カーコンフィギュレーター』、既にほぼ完成しているとのこと。
市場に並ぶのが待ち遠しいですね!(車は買えないですが!)

他分野での活躍が光るUE4

さらに建築分野では、VRを使ってホテル内を歩き回るコンテンツをFoundry社と協業して
作成している…という事例も。VRコンテンツを作りやすいUE4ならでは、ですね!

興味深い事例としては、教育に活用したケースもあるらしく、イギリスを中心に
ビジュアルエフェクトの開発をしている『FrameStone』と協業して、
Field Trip to Mars』というコンテンツを作成したそうですよ。

バスに乗って遠足に向かうアメリカの学生たち……
道中にあるトンネルを抜けると、なんとバスは火星にワープしていた!

そう……これは、その名の通り、火星に行けてしまうコンテンツ!
…ではモチロンありません。

実はこれ、バスの窓すべてに『特殊な透明のモニター』をはめこみ、
スイッチひとつでモニターにリアルな火星(そっくり)の映像を映して、
あたかも火星を訪れたような気持ちにさせてしまうというコンテンツなんです。
(もちろん酸素マスク不要!)楽しみながら勉強できること間違い無し。
さまざまな体験授業に応用できそうな、夢のある取り組みですね。

さて、車や建築とくれば…あと残るは…? そう、映像関連

つづいて紹介があったのは、日本の作品『Project LayereD』!

東京のポリゴン・ピクチュアズ(トランスフォーマーのTVシリーズでお馴染み)が、
UE4でリアルタイムのアニメルックコンテンツを作成するプロジェクトです。

こちらUE4プロフェッショナル集団であるヒストリアさんと協業して制作されているそうで、
最新トレーラーは無いのですが、現時点で公開されている動画を紹介いただきました。
少し古いものですが、Youtubeでも動画を見ることができるようですよ!

この作品、調整としてAfter Effectsも若干使用しているそうですが、
基本的に UE4で、一発出ししているそうです…! スゲー…。

ヒストリアさんを訪れて、最近の状況を見てきたという今井さん曰く、
この状態から、またかな~り進化していたとのこと。

リアル系だけでなく、こうしたアニメ系の一発出しをしたいという企業が最近増加傾向に
あるそうで、これからはUE4を使ってアニメを作る会社が増えてくるのではないでしょうか。

ちなみに、こうした映像作品でも、前回のミートアップでご紹介した
エンタープライズという契約形態は対応しているそうですよ(回し者ではありません…!)

そして海外の映像系では、子ども向け映像作品の大手「Nickelodeon(ニコロデオン)」で、
すでに数多く活用されている事例も紹介されました。毎週短いスパンで映像を作らなければ
ならない状況では、イテレーションを早く回すことが可能なUE4は重宝されそうですね!

さて、続いて紹介されたのは『バーチャルヒューマン』について。
2016年のGDCで発表された『HellBlade』を覚えていますでしょうか?

このゲーム、人間を可能な限りリアルにUE4で表現することを目指し、実際の人間と
モーションキャプチャーデータを同期させて動きを同時再現させていましたね。
今回、この技術を使った事例が紹介されました。

導入したのは、『ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー』という舞台演劇の会社で、
そこでは、モーションキャプチャースーツを着た演者さんの動きに合わせて、
キャラをリアルタイムにレンダリングしてスクリーンに投影する作品が公開されているそう。

リアルタイムに付与できる特殊メイク演出効果のようなモノでしょうか。
これで演出の幅が広がるだけでなく、表現が難しかったものにも挑戦できるかも…?
可能性が広がりますね!

このリアルタイムのレンダリングは、映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
にも幾つかのカットで使われたそうで、Unreal Engine的なアセットのマネージメントワークフローなども含め、重宝されたとのこと。見る機会があればぜひ確認してみましょう!

このシーンで使われているそうですよ。

映像系としてはさらに、『ヒューマン・レース』というVFX事例をご紹介いただきました。
『ブラックバード』と呼ばれるモーションキャプチャー用トラックマークがついた特殊車両を
走らせて動画を撮影し、車体に撮影したいグラフィックをリアルタイムで合成するものです。

動画もこちらから見ることができます。正直、もう殆ど実写と区別がつきませんね…!

この技術はコマーシャル業界での活躍が期待できる技術になるそうです。

というのも、自動車業界では商品がリークされないよう、
広大な土地を確保したうえで撮影するなど、細心の注意を払うそうなんですが…
だいたいバレちゃうそうなんです💧

でも、この技術を使えば、撮影では別の車を走らせて録画し、あとから
UE4上でガワを載せ替えることが可能に。バレる心配がなくなる、という訳なんですね!

ちなみに映像上ではNiagaraというUE4の新しいパーティクルツールを使用している画面が
登場します。近いバージョンで一般公開されるそうなので、登場したら試してみましょう!

もちろんゲームについても

さて、ゲーム分野以外での紹介がだいぶ長くなってしまいましたが…
もちろんゲームについても、お話しいただきました。

最近で気になるUE4のニュースといえば、そうNintendo Switch への正式対応ですね。
GDCでも、Nintendo Of America、レジー社長によるビデオメッセージが流されたそうです。

映像はこちらから見ることができます(英語)。

動画では複数のUE4を使用したタイトルについて言及されていますね。
ただ、Nintendo Switch対応しているUnreal Engine(エディタ)は現状のところ、
開発者向けに配っているものだけらしく……任天堂に開発許可をもらうことで、
Epicに通知が届いてエディタを使用できるようになるそうです。

一般の無料版Unreal EngineのSwitch対応は次期バージョンからとなるのですが、
こちらも必ず任天堂の開発許可が必要とのこと。

もしSwitchでタイトルを作りたい! という方は、任天堂にお問い合わせを。

今後も、UE4を使ったSwitchコンテンツが増えていきそうですね!

VRエディタの大幅進化

『STATE OF UNREAL』では、VRについてのお話もあったそうで、
そちらの方もご紹介いただきました。
今井さんによると、EPICは以前にもましてVRに力を入れているそうです。

『STATE OF UNREAL』に登壇したティム・スウィーニーもVRエディタがお気に入り。
そういった経緯が関係するかはわかりませんが、急速進化を遂げています。

VRエディタとは、ヘッドマウントディスプレイを被ったまま「VRの視界」で、
レベルデザインやゲーム制作を可能にするツールのこと。
これがあれば、製作時に面倒となる「着脱」が不要になるというわけですね。
過去の映像ですが、こちらがわかりやすいかもしれません。

現在のVRエディタは、さらに使いやすく洗練されてきているそうで、
バレットトレインで培ったテレポート処理を入れることで、スムーズな移動を実現し
VR酔いなどを防いだり、ラジオメニュー調の操作を取り入れることで、
レベル操作が簡単になっているようでした。
アニメーションツールやモデリングツール、シーケンサーも入ったとのことですし、
近い将来、VRエディタ上で何でもできるようになりそうですね。

様々なエディタ機能が完備されつつあります。

発売されてしばらく経つ「Robo Recall(ロボリコール)」についても紹介がありました。
こちら今でも頻繁にアップデートされているそうで、MODツールも実装されたとのこと。
プレイされたことが無い方はもちろん、辞めてしまった方も一見の価値ありですよ!

♯EPICFRIDAY

最後に、ミートアップということで、今井さんからぜひやっていただきたいと

『♯EPICFRIDAY』

についての紹介がありました。みなさんご存知でしょうか?
これはTwitterで「#EPICFRIDAY」のタグを入れ、開発中のSSなどをアップしよう!
という活動で、タグが表すように、金曜につぶやくツイートに入れてほしい、とのことです。

EPIC的には、ヘビーなものばかりでなく簡単なものUE4始めました! という報告でも、
どんどん投稿してください! とのこと。みなさんツイートしてみてはいかがでしょう?
公式サイトで取り上げられたりなんてこともあるみたいですよ!

以上が、今井さんより紹介いただいた講演内容となります。
たくさんの最新情報、ありがとうございました!

長くなってしまいました…

伝えたいことが多すぎたせいか、本文が長くなりすぎてしまいました……OTL
(まとめる力が無いとも…)

…ということで(?)
異例のミートアップ報告『次回に続く』とさせてください!

では、続きはこちからどうぞ!

第六回 Unreal Engine4 ミートアップセッション in 九州 に参加しました! その2

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